東京五輪の第２次抽選結果

先日（2019年12月18日）、東京２０２０大会オリンピック観戦チケットの第２次抽選結果が発表された。第１次抽選について分析した経緯もあり、僭越ながら、この場を借り私の第２次抽選結果報告をする。

第２抽選申込みの戦略と結果

第１次抽選は全敗であった。その時は生のオリンピック観戦が消滅したと思い、腹いせに当選者を罵り器の小ささを見せてしまった（直後に追加抽選が実施されたので「追記投稿」し、そこでは本来の器の大きさを垣間見ることができるのであるが、私の器を誤解したままの人がいたら遺憾にたえない）。その後に抽選方法に変更があり、第２次抽選が当初の先着順から一定の申込み期間が設けられることになったことから、再チャレンジすることにした。

以前投稿した第１次抽選結果の文面は単に全敗の腹いせを述べただけでなく、当選確率や全敗の要因を分析していたので、今回の第２次抽選では、それを生かした抽選申込みを行った。

まず前回の敗因は、起こり得ない全セッション当選に対する高額代金のビビりであった。しかし分析により、人類が滅亡することにビビッていないのに全勝してしまうことにビビる必要ないと悟り、今回は気後れすることなく上限の１８チケット分のセッション数（総額１００万円弱）を申し込んだ。

また、前回は根拠のない余裕をこいていて、１７セッションも申し込むのだから、わざわざ第２希望を申し込まなくても何かしら当選するだろうと思い、第２希望を一切申し込んでいなかった。しかし分析により、考えが甘過ぎていたことが分かり、今回は謙虚に何とかどれか引っ掛かってとの思いで、カスケード^※１だけでなく第２希望も漏れなく申し込んだ。

一方で、田舎の小松市（石川県）からはるばる大都会東京に出向くのだから予選や席種の低いクラスには興味がなく、前回はＡ席のメダルの掛かった試合のみを申し込んだが、今回は更に厳しいＡ席の決勝戦のみを申し込んだ。生の決勝戦が見れないのであれば、テレビ観戦で十分との思いからである。

今回の結果は、

であった。
前回の全敗結果に対し不貞腐れながらも分析してあったことが、今回の抽選に功を奏したようだ。

Ｅ－１優勝のなでしこジャパン

Ｅ－１サッカーで優勝した「なでこジャパン」

なでしこジャパンの最新ＦＩＦＡランクは１０位（2019年12月13日時点）であるが、先日（12月17日）ＥＡＦＦＥ－１サッカー選手権２０１９決勝大会で４大会ぶりの優勝しているので、オリンピックへ弾みを付けてもらいたい。

Ａ席で待つ私に会えることを願っている。

各席種の位置（女子サッカー決勝の場合）
オリンピックスタジアムの席種（女子サッカー決勝）

※１　カスケード

申込み時に希望した席種の抽選結果が落選しても、１つ下の席種のチケットが販売定数に達していない場合に、１つ下の席種のチケットについても抽選対象にすることができるサービスのこと。最も下の席種を申込んだ場合は、その下の席種がないのでカスケードのサービスを受けることができない。

オリンピックスタジアム

今回は上限枚数分のセッションに対し第１希望と第２希望を申し込んだので、申込む競技の選定が以外と厄介だった。如何に日時が重複しないように、また第２希望に関しては上手く第１希望と重複させるなりして、希望の試合をより多く申し込めるように注意を払ったが、スタジアムがどこになるのかまで気に留める余裕がなかった。
抽選結果を見て初めて、女子サッカーの決勝戦がオリンピックスタジアム（新国立競技場）で行われることを知った。

私は運よく抽選に当選し東京に行くことになったなら、ついでに「周辺の自然と調和する杜のオリンピックスタジアム」の外観を見てみたいと思っていたが、スタジアムの中に入れることになり、嬉しい誤算である。

オリンピックスタジアムのサイズは次のとおり。

敷地面積：約１０９，８００㎡
建築面積：約６９，０００㎡
延床面積：約１９２，０００㎡
高さ　　：約４７ｍ
階数　　：地上５階、地下２階
観客席数：約６０，０００席

気流創出ファン

観戦には十分な暑さ対策が必要と思われるが、東京五輪の公式サイトを見ると、競技場を囲むように取り付けられている屋根が観客席全体を覆い大部分が日陰となり、また観客席の後方に設置された気流創出ファンから放出される風により体感温度が下がり、担当者によると「体感温度は１０度くらい低くなる」とのこと。私にはちょっと信じ難い発言であるが、ファン前の一部の観客のみのことを言っているのでないかと疑問を持つ。

観戦の８月７日は開催期間の終盤なので、それまでには正確な気流創出ファンの効果を知ることができるだろう。