- 「地図」(デフォルト)ポップアップリスト
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本ポップアップリストは、マップタイプを選択できる。マップタイプには、「地図」、「航空写真」、「航空写真+ラベル」及び「地形」の4種類がある。
なお、本解説では、「マップ」と「地図」を次のように使い分けている。
「マップ」:「地図」、「航空写真」、「航空写真+ラベル」及び「地形」の4タイプ平面画像の総称。
「地図」:マップの4タイプ平面画像の中の1つ。
- 「ストリートビュー開始」ボタン
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本ボタンのクリックによりストリートビューが開始されるが、開始の位置は本物件(正確には本物件近くの道路)となり、この時のマップの中心も同じ位置(本物件近くの道路)へ移動する。なお、本ボタンはクリックする度に、「開始」と「終了」の機能が切り替わる。
また、ストリートビューの位置が本物件に移動する時、適切に本物件を表示するように座標や角度等を設定してあるものの、Googleの都合により表示位置が時が経つと少しズレてしまうことがあり、場合によっては本物件でなく、隣接の建物等を表示してしまうこともある。
- 「ペグマン中心」チェックボックス
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デフォルト(本チェックボックスのチェックなし)状態でストリートビューの画像表示位置を移動させると、マップ上に表示されているペグマン()も連動して移動する。従って、ストリートビューの表示位置がマップの外まで移動すれば、ペグマンはマップ上から消えてしまうことになる。この時再びペグマンをマップ上に表示させるには、ドラッグ&ドロップでマップの移動等の操作を行う必要がある。
このような煩わしい操作を回避するのが、本チェックボックスである。ここにチェックを入れておくと、ストリートビューの表示位置を移動した時に、連動しているペグマンが常にマップの中心になるようにマップ自身が移動してくれるので、ペグマンがマップから食み出ることはなく便利である。
ただ、ペグマンを常にマップの中心になるように制御しているが故に、マップ上で次のマウス操作を行うとマップの中心位置が変わってしまうことから、ストリートビューが意図しない位置に飛んでしまうことになる。この時、ストリートビューの画像データが存在しないところに飛んでしまうと、ストリートビュー表示領域を残したままストリートビュー画像が突然消える現象が発生する。
マウス左ボタンのダブルクリックによるマップの拡大
マウス右ボタンのダブルクリックによるマップの縮小
マウスホイール(+「Ctrl」キー)によるマップの拡大/縮小
ドラッグ&ドロップによるマップの位置を移動
(なお、ズームコントロール[マップ右下の「+」「-」]を使った拡大・縮小は、マップの中心位置が変わらないことから現象が発生しない。)
また、次の操作もマップの中心位置が自動的に変わることがあるため、現象を確認できていないものもあるが論理的には同様の現象が発生しうる。
マップ上のマーカーをクリックする。これにより、情報ウィンドウ(吹き出し)が表示されるが、そのまま表示させるとマップの表示領域を食み出す場合は、情報ウィンドウが欠けて表示されないようにマップの位置を自動調整しているため、マップの中心位置が変わる。
ルート(e.g. )「表示」ボタンをクリックする。これにより、マップ上にルートが表示されるが、ルート全体が適切な大きさで表示されるように、マップの位置やズームを自動調整しているため、マップの中心位置が変わる。
以上の操作により、ストリートビュー表示領域を残したままストリートビューが突然消えた場合は、次のどちらかの操作で対応されたし。
「ストリートビュー」ボタンを2回クリック(「終了」と「開始」を実行)して本物件位置からやり直す。
マップの右下に表示されているペグマンをドラック&ドロップして希望の位置からやり直す。
- 「本物件基準」ボタン
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本ボタンのクリックにより、マップの中心が本物件(ストリートビュー実行中は本物件近くの道路)へ移動し、またストリートビューが実行中であればストリートビューの位置も本物件へ移動する。
なお、ストリートビューの位置が本物件に移動する時、適切に本物件を表示するように座標や角度等を設定してあるものの、Googleの都合により表示位置が時が経つと少しズレてしまうことがある。
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本ポップアップリストは、ルート案内に於ける交通手段を選択できる。交通手段には、現時点に於いて「徒歩」(緑線)と「自動車」(赤線)がある(将来Googleが小松市周辺に於いて、路線バス、電車又は自転車をサポートすれば、これらの交通手段も対応する予定)。
なお、この選択は、あくまで後述のルート(e.g. )「表示」ボタン実行時に利用する交通手段を設定するものである。
- 「圏内非表示」」(デフォルト)ポップアップリスト
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本ポップアップリストは、選択した項目の半径の円を本物件中心にして描き、指定距離圏内をマップ上に示す。この時描く円が適切な大きさで表示されるようにズームで自動調整しているが、デバイスの画面がタブレット以上の大きさを基準にしている。従って、スマートフォンでは、表示されているマップ全体を覆う円が描かれてしまうため、円の端を確認するには、ズームアウト(縮小)又は移動を行う必要がある。
なお、表示した円を消したい場合は、本ポップアップリストから「圏内非表示」の項目を選択されたし。
- マーカー(e.g. )「配置」ボタン
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各施設に於ける本ボタンのクリックにより、マップ上の対象施設にマーカーが配置される。この時、マップの中心及びストリートビューの位置は、マーカー(ストリートビュー実行中はマーカー近くの道路)へ移動する。なお、本ボタンはクリックする度に、「配置」と「削除」の機能が切り替わる。
また、配置されたマーカーをクリックすることにより、情報ウィンドウ(吹き出し)が表示され、その施設のコメントを見ることができる。なお、マーカーはマップ上に複数配置できるが、同様に情報ウィンドウを複数表示できるようにしてしまうとマップが見づらくなることから、情報ウィンドウに関しては直近にクリックしたものしか表示しないように制御している(この制御は、あくまで本物件と各施設の情報ウィンドウの話で、ポリラインルートの起点「A」と終点「B」のマーカーに対する情報ウィンドウは別制御となり、後述のルート(e.g. )「表示」ボタンを参照されたし)。また、情報ウィンドウを一旦表示した後に、情報ウィンドウが初期画面のように何も表示されていない状態に戻すには、対象マーカーを削除するか、表示している情報ウィンドウの右上の「×」をクリックされたし。
なお、ストリートビューの位置がマーカーに移動する時、適切に対象施設を表示するように座標や角度等を設定してあるものの、Googleの都合により表示位置が時が経つと少しズレてしまうことがある。
- ルート(デフォルト:)「表示」ボタン
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各施設に於ける本ボタンのクリックにより、本物件から対象施設までのルート案内が表示される。案内方法は、マップ上にはポリライン(折れ線:色は交通手段を表し、「」は徒歩、「」は自動車)、マップ直下には文字情報となる。この時の交通手段は、「徒歩(緑線)」(デフォルト)ポップアップリストの設定(「徒歩」or「自動車」)に従う。なお、本ボタンはクリックする度に、「表示」と「削除」の機能が切り替わる。
ルートは直近にクリックしたルート「表示」ボタンの対象施設のものだけが表示され、複数施設のルートが表示されることはない。従って、ルート「表示」ボタンをクリックする時、既に別施設ルートが表示されていれば、そのルートは自動的に削除されると同時に、その施設のルートボタンは「削除」から「表示」に切り替わる。
ルートが表示されている状態から、マップ上にルートが何も表示されていない状態に戻したい場合は、その対象ルート「削除」ボタンをクリックされたし。
なお、マップ上にルートを表示する時、ルート全体が適切な大きさで表示されるように、マップの位置やズームが自動調整される。この時、ストリービュー実行中に於けるペグマンの位置は、「ペグマン中心」チェックボックスがチェックされているか否かで変わる。チェックされていなければ、本物件近くの道路に移動するが、チェックされていれば、ルート表示のため自動調整されたマップの中心に移動する。
また、ポリラインの両端マーカーをクリックすることにより、情報ウィンドウが表示される。これらの情報ウィンドウは2つ同時に表示させることができなく、マーカーをクリックした時に、対となる他方の情報ウィンドウが既に表示されていれば、その情報ウィンドウが削除され、クリックした方の情報ウィンドウが表示される。
参考までに、マップ上のルート(ポリライン)には便利な機能が備わっている。ポリラインの途中をドラッグ&ドロップすれば、ドロップした地点を経由したルートに変更できる。またポリラインの両端のマーカー(始点Aまたは終点B)をドラッグ&ドロップすれば、始点や終点を本物件や対象施設以外のルートに変更でき、この機能を使えば遠方のルート案内も可能となるが、交通手段が自動車の場合は、終点までに利用できる有料道路や高速道路があれば無条件にそれらの道路を利用する。